「単なるアスリートの大会という意識ではなく、日本の底力や経済・化学技術を総合し、世界に貢献していくべき」と、東京オリンピック・パラリンピックの意義について講演した森 喜朗氏
品田会長は、「本日を機に、56周年への新たなスタートを切り、さらなる業界発展のために力を尽くしたい」と抱負を述べた
東京都不動産のれん会(代表:(株)エス・サイエンス代表取締役会長・品田守敏氏)は13日、帝国ホテル東京(東京都千代田区)で、56周年5月特別例会と講演会を開催した。
例会には、衆議院議員の野田聖子氏、鴨下一郎氏、井上信治氏、参議院議員の三原 じゅん子氏、国土交通省総合政策局長の毛利信二氏、同省大臣官房建設流通政策審議官の海堀安喜氏などの来賓が多数参加した。
講演会では、元内閣総理大臣、現東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長の森 喜朗氏が講演。「日本はこれまで、多くの技術革新を成し遂げてきた。来たる2020年の東京オリンピック・パラリンピック景気に乗じ、さまざまな勝負に出る日本企業が出てくることだろう。オリンピックは、新たな技術を世界のマーケットに売り込む最大の市場になる。単なるアスリートの大会という意識ではなく、日本の底力や経済・科学技術を総合し、世界に貢献していく日本であるべき」と、自身の考えを述べた。
引き続き行なわれた懇親会では、同会代表の品田守敏氏が挨拶。「われわれのれん会は、不動産会社社長の小さな集まりだが、戦後の不動産業界の発展に大きな貢献を果たしてきたと自負している。ここ2、3年で力量のある会社も数多く入会し、会そのものに力がついてきた。本日を機に、56周年への新たなスタートを切り、さらなる業界発展のために力を尽くしたい」などと話した。
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(2016/5/16 現)