野田卯一氏は当時の建設大臣として、昭和27年の宅地建物取引業法の制定、更に、不動産業界団体初の全国組織である「全日本不動産協会(全日)」の設立に大きく貢献した。野田氏は、東京都不動産のれん会を設立した立役者である藤川豊次郎氏と深い親交があった。衆院議員で前自民党総務会長、そして全日本不動産政策推進議員連盟会長を務める野田聖子氏は、野田卯一氏の孫にあたる。住宅新報で今回の連載がスタートしたのも、15年3月に開催された「のれん会55周年特別例会」に、野田聖子氏を招いたことがきっかけだ。当時代表だった品田守敏氏が、野田聖子氏、そして野田卯一氏のことを勉強していくうちに、宅建業法制定、全日設立、東京都不動産のれん会など様々なつながりが判明した。今回は、品田守敏氏と野田聖子氏に、野田卯一氏やのれん会のこと、更に今後の宅建事業者への期待などについて、2回にわたって話を聞いた。

    ※この記事は連載「東京都不動産のれん会 不動産業の「礎」築く ~その軌跡と貢献~」の記事です。

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