創立６５周年祝賀会を開催＜翌日に総理大臣就任を控えた石破自民党総裁も出席＞

「みんなが少し豊かになり、幸せを実感できる国にしたい」などと語った石破自民党新総裁

東京都不動産のれん会は9月30日、東京會舘(東京都千代田区)で創立65周年記念祝賀会を開催。会場には会員や業界団体トップのほか、政官界の実力者が多数出席する中、27日に自民党新総裁に選出されたばかりの石破茂先生（翌10月1日に第102代内閣総理大臣に就任）までもが駆けつけ、のれん会の勢いを象徴する大盛会となりました。

冒頭、挨拶に立った同会統括の品田守敏氏は「混乱を極めていた戦後の不動産業界に危機感を持ち、後にのれん会を創設した先輩方が国の背中を押し続けて宅建業法制定を果たした。1960年の正式発足以来、長い歴史を積み重ねることができたのは先輩方の心意気と行動があったからこそ」と述べ、現在では「会員数は毎年増え続け、メンバーの質の高さはどの業界に対しても誇れる。物件交換数は昨年が１４８件、今年は３４７件もの取引が成立した。ビジネスの流れを定着させながら、基盤を強くし、不動産業界に貢献しながら80周年、100周年を目指す」と語りました。

また、石破茂自民党総裁（現内閣総理大臣）は「いかにして国民の生命と財産を守るか、震災があっても命が守られるという国を作っていきたいと思っている。みんなが笑顔で暮らせる国、そして安心安全を実感できる国を作っていきたい。これからも不動産業の皆様に力を賜ることがたくさんあると思う。分譲・賃貸にかかわらずそこに住まう人、オーナーの方々、みんなが同じ情報を持ちながら。本当にこの国に生まれて良かったと言ってもらえるような政治を作るべく、全身全霊で尽くしていく」などと語られました。

このほか、斉藤鉄夫国土交通大臣、齋藤健経済産業大臣、小野寺五典元防衛大臣（現自民党政務調査会長）、萩生田光一元経済産業大臣、長嶋昭久元防衛副大臣（現内閣総理大臣補佐官）、松本洋平元経済産業副大臣、山梨県知事の長崎幸太郎氏、並びに国交省大幹部およびOB、主要不動産団体トップの方々も挨拶を行い、さらに、歌手・音楽プロデューサーでアーティストとしても大活躍の音楽業界のスーパースター「藤井フミヤ」さんも駆けつけて下さいました。また、日本を代表するテノール歌手の秋川雅史氏とシンガーソングライターの大西亜里氏のジョイントコンサートも行なわれ、中締めには加藤勝信元官房長官（現財務大臣）が挨拶を行い大変な盛り上りで東京都不動産のれん会創立６５周年の記念祝賀会を終了することができました。